夜のパン屋さん

夜のパン屋さんとは

「夜のパン屋さん」は、NPO法人ビッグイシュー基金が運営する事業で、フードロス削減と貧困・ホームレス問題の解決を同時に目指す取り組みです。パン屋さんで売れ残ったパンを引き取り、それを販売することで、働く場を創出しています。

「夜のパン屋さん」は、以下のような仕組みと目的で成り立っています。

フードロス削減: 提携するパン屋さんから、営業時間内に売り切れないパンを買い取ります。これにより、まだおいしく食べられるパンが廃棄されるのを防ぎます。
雇用創出: 集荷や販売などの仕事を、ホームレス経験者、引きこもり経験者、シングルマザーなど、様々な背景を持つ人々に提供します。これにより、社会参加や自立を支援しています。
社会とのつながり: 「夜のパン屋さん」の販売場所は、パンを売る人・買う人双方にとって、おいしいパンを通して気軽に社会とつながれる場になっています。

「夜のパン屋さん」は、料理研究家の枝元なほみさんの発案で、ビッグイシュー日本がコロナ禍で路上での雑誌販売が困難になった時期に、新たな仕事づくりとして2020年10月に始まりました。2024年1月からは、NPO法人ビッグイシュー基金に事業が引き継がれ、運営されています。現在、東京では3か所(神楽坂・田町・大手町)で展開されています。

ビッグイシューさっぽろでは2022年11月3日に、この「夜のパン屋さん」のトライアル営業を実施し、反響が大きかったことなどから2022年12月6日より月1回のペースで本格的に開催していくことにしました。東京以外の場所で「夜のパン屋さん」が営業を行うのは札幌が初めてとなります。

開催場所

Seesaw Books様(札幌市北区北18条西4丁目1−7)の店先をお借りして、月1回開催しております。

詳細な日時については、こちらのウェブサイトや夜のパン屋さん☆札幌公式X夜のパン屋さん☆札幌公式Instagramをご確認下さい。