MILK LAND HOKKAIDO

1月に放映されたNHKクローズアップ現代で取り上げられた大量の牛乳を捨てる様子は多くの人々に衝撃を与えました。搾ったばかりの牛乳をなぜ廃棄しなければならないのか、実に北海道の酪農家の9割が赤字で経営難とも言われており、廃業を決める酪農家も出ている状態です。なぜこのような状況に陥ってしまったのでしょうか。


一つは国の施策の失敗によるものです。2014年バター不足騒動の後、国は補助金をつけて 「畜産のクラスター事業」を推し進め補助金を付けて酪農の大規模化を進めました。それにより、借金を負ってまで機械や設備を購入したものの、コロナ禍による休校などで牛乳余りが生じた上に、ウクライナ戦争を機にした燃料高騰に伴う飼料高騰で酪農家の経営は更に圧迫。これを解消しようと国が行ったのは、生産抑制のため牛の処分に補助金を付けるというもの。増産しろ、の次は処分しろ、となんとも身勝手な政策です。牛が乳を出すためには出産が必要ですが、乳牛として育てるメス以外は、肉牛として畜産業者に販売することも酪農家の大きな収入源。しかし、ここ数年の需要減に加え、こちらも燃料飼料高騰で買い控えが起こっており、1頭500円1,000円しか値が付かないことも。


二つ目は「カレント・アクセス」という国が設けている低関税乳製品輸入枠です。国内で生乳の過不足にかかわらず国はこの枠全量13万7千トンを輸入し続けています。国会でも取り上げられ与党からも疑問の声が上がる中、依然として輸入を続ける日本政府。これは米も同じ状況です。トマホークを爆買いするより、食糧自給率を上げるほうが安全保障になることを日本政府には認識していただきたいものです。


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